岐阜でコーチングをしているプロコーチ、のぶさんです。
前回のブログでは、パフォーマンスを上げていくためには、能力だけを頑張ってあげるんじゃなくて、コンディションを整えることが大事ですよ〜というお話をさせていただきました。
今日は、この関係について、気球を使って考えてみます。
それです。空を飛んでいる丸いやつです。
気球が気持ちよく大空を飛ぶためには、暖かい軽い空気をどんどん丸の中に送り込んでいくんですよね。すると、大気よりも軽くなるので、気球全体が上にあがっていくんです。
最初は、人が乗り込んだりするので、浮き上がらないように、カゴにたくさん砂袋をロープでくっつけているんです。オモリの役割ですね。
この砂袋を取り外してしまえば気球は飛んでいけるのですが、暖かい空気で上に上がろうとする力と、このオモリが下方向にかける力のバランスで、飛んでいくか、地上に止まっているかが決まるので、砂袋の中身や重さがどれくらいなのかを知っておくことが重要です。
人が前に進む時のことを考えてみてください。
例えば、暖かい空気を、夢や目標であり、時には根性のような存在だと考えてみるのです。
あなたが夢に向かって進んでいる時のイメージや、部活動で汗を流していた時のモチベーションの居所を思い浮かべていただくと、イメージしやすいと思います。
一方で、前に進めない時、やりたいことがあるんだけどやれない時のことをイメージしてみてください。
カゴにぶら下がっている砂袋は、不安や恐怖や先入観など、ブレーキになる存在だと考えてみるのです。
実は、前に進めない時は、気づいていないかもしれないけど、心の奥に何かしら引っかかるものがあったり、過去の経験をベースとした潜在的にブレーキをかける要因があります。
そういう時には、気球の砂袋のように、その中身を一つ一つ確認して、どれくらいの影響を与えているのかを知ることが大事です。これらは、普段無意識に目を背けていることや、デリケートな部分のものが多いので、丁寧に取り外していくことが大切です。
砂袋を取り外したあなたは、気持ちよく前に進めるのです。
では、どんどん進んでいる人は考える必要がないのか？
いえいえ、前に進んでいる人は、もっと加速できる可能性を秘めています。
夢や目標を、もっと創造的に、より具体的に膨らますことへのブレーキがどこかにあることが多いです。
そういった人こそ、プロコーチからのコーチングを受けてみることをお勧めします。
自分自身では気づかない部分への気づきがあり、数倍も加速するはずです。
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