岐阜でコーチングをしているプロコーチ、のぶさんです。
僕は普段、銀座コーチングスクールという老舗のコーチングスクールの日本橋校で講師をしています。
主に部下を持つビジネスパーソンに、自分のマネジメント経験を交えながら、ピープルマネジメントに活きるコーチングを教えています。
最近の受講者さんの傾向として、女性の割合がどんどん増えていて、40代男性管理職4割、20代から40代の部下を持つ女性が4割、若手が2割といったところです。
コーチングを教えつつ、クラスの中では受講者さんにさまざまな問いかけをし、どう感じているのかとか、どこでそう思ったのかなど、実際のコーチングで行う深掘りをやっていきます。
彼女たちがコーチングを学ぶ目的の多くは、周囲とのコミュニケーションの改善です。
「部下をコントロールしたい」といった過去の上司像はそこにはなく、とにかく部下や周囲の人々への向き合い方を学ぼうとしているのです。
だからこそ、僕はクラスの中で、そんな彼女たちに向き合い、問いかけをするのです。
先日、新入社員向けに1on1を導入すると言われていた受講者さんとお話ししました。
彼女から「報告したいことがあります!」という連絡をいただき、Zoomでお話ししたのです。
◆:新入社員さん5名に1on1を始めました!
初回は、なんだか表面的なことばかりしか話してくれなかったんですが、
2回目は、結構自分のことについてちゃんと話してくれて、嬉しかったです!僕:ついに実現して、しかも嬉しかったんですね!目標達成おめでとうございます!
2回目の時に「自分のことを話してくれた」と感じたのは、具体的には
どんなところからだったんですか?◆:あー確かに。。。どんなところだったんでしょう?
そうですね、1回目の時は質問に対して、当たり障りのないことをサラサラ
話してくれている感じだったのですが、2回目の時には、質問に対して、
しっかり考えてから話してくれていたことが、そう感じられたのかもしれません。僕:そういうことか。その違いで、自分のことを話してくれていると感じたんだね。
自分のことを話そうと相手が思ったのは、どういったところからなんだろう?◆:そうですねぇ。。形式的じゃなくて、ちゃんと聞いてもらえると思ったからですかね。
僕:では、以前の◆さんと、今の◆さんでは、何が変わったんだろう?
◆:うーーん。。。。。。待てるようになったことですね!
相手の話を遮らずに、相手が考えている時には待つ。これができるようになって、
相手も「聞いてもらえている」と感じたのかもしれません。
でも、それができるようになったのは、のぶさんに聴いてもらった経験があるからです!僕:いいですね!確かに◆さん、前はせっかちなくらい待てなかったけど、
今は、ちゃんと落ち着いて待てるようになってますよ!
彼女が手に入れたのは、コミュニケーションの基本である「聴く」ことでした。
コミュニケーションのできる人=話の上手な人と思われがちですが、実は、ちゃんと聴ける人の方が、コミュニケーションは上手なんですね。
聴けるようになるためには、まず、聴いてもらう経験が不可欠です。
プロコーチに聴かれる体験をしてみたい、傾聴、アクティブリスニングができる相手に、気持ちよく話をしたいという方は、ぜひ、一度、僕のセッションを体験してみてください。
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