岐阜で組織化コーチをしているプロコーチ、のぶさんです。
クライアント企業の社長さんと会話していると、年初めということもあって今年の目標のようなお話になることが多かった1ヶ月。
その中で、何度か感じたのが「言語化の魔力」です。まるで魔術のように。。。
今まで500時間以上のコーチングセッションを重ねてきた中で、最初にやるのが目標設定です。行き先が決まらないと、どんなルートを辿るのか決められません。
「いやいや、相談する時点で目標は決まっている」と思う人も多いのですが、実際に聞いてみると「痩せたい」「ダイエットしたい」といった『願望』を目標と言っているケースです。
このような願望のままでは、きっといつまでも変化が訪れないでしょう。
では、なぜ願望を目標にしないと進まないのかを考えてみましょう。
あなたがもし「痩せたい」という目標を立てたとしましょう。
しかし、「◯kg」とか「1ヶ月後まで」とか、具体的なことを決めておかなければ、自分でもそれが成功したのか失敗したのかを判断できないはずです。
つまり、具体的に言語化することによって、願望が、目標になるのです。
私は今年、仲間のワークショップで「ヴィジョンボード」を作りました。
これがめちゃくちゃいい!画像になるとイメージの解像度が一気に上がるのです。
3年後の自分を描きましたが、なんとなくそこに近づいていく感覚があり、1年後にでも実現しそうな勢いです。明確なイメージが、実現を近づけることを今、感じています。
実際に、年明けからお会いした経営者さんの中にも、『願望的な目標』をお話しされる方が何人かいらっしゃって、その人とお話ししていく中で、(私の中で意図的に)具体化、言語化を進めていった場面がありました。そんな時は、最後に社長さんも私の問いかけに気づいてくれ「目標が具体的になって進められそう。ありがとう。」と言ってくださいました。
あなたの目標はどうですか?