岐阜で組織化コーチをしているプロコーチ、のぶさんです。
部下を持つマネジャーやリーダー、チーフと呼ばれる方々とお話しすることが多いのですが、部下とのコミュニケーションに悩まれている方が非常に多いです。
その人たちが抱えている問題を聞いてみると、大きく分けて2つ、業績に関するものと、人間関係に関するものに分けることができます。
特に複雑で難しいのが人間関係です。
もうちょっと深く聞いてみると、職場でのコミュニケーションに課題を感じている人がほとんどです。
・若手とどんな話をしていいのかわからない
・全然話に乗ってきてくれない
・問いかけても答えがない。。。
などなど。
ちゃんと話ができる人と、できない人がいる。
性格的なところだからどうにもならない。。。とおっしゃられる方も。
では、ご自身が相手の話を聞く時の心構えや気持ちは、誰に対しても一緒でしょうか?
多くの場合は、相手によって聞き方や聞く姿勢を変えています。これは無意識な場合が多いのですが、人は少なからず相手に対する先入観を持っています。
言い方を変えるとレッテルや色眼鏡です。
これがある以上、相手によって聞き方が変わるのです。
あなたが話をする側だったら、どんな相手だと話しやすいですか?
きっと、自分のことを信頼してくれて、関心を持って、でもフラットに聞いてくれる人とは話しやすいと感じるでしょう。
逆に、先入観アリアリで聞いている人に対しては、意見があっても言わないのではないでしょうか。
そう考えると、相手が話してくれない時には、あなた自身が色眼鏡をかけていると言うことはないですか?
たくさんのマネジャーさんの悩みは、ここに行き着く場合が多いのも事実です。
でも、それに気づいた人は、ちゃんと改善されていき、職場の関係性の質が良好になり、その先に結果の質も改善されていくのです。